18歳未満女性にわいせつ 20代教諭を免職 千葉県教委
チバテレ 2023/6/14(水) 20:36配信
18歳未満の女性に対し、複数回にわたってわいせつな行為をしたとして、千葉県教育委員会は6月14日、20代の男性教諭を免職の懲戒処分としました。
免職の懲戒処分となったのは、千葉県内の公立中学校の20代の男性教諭です。
県教委によりますと、男性教諭は2022年12月ごろから2023年4月ごろまでに、18歳未満の女性1人に対し、複数回わいせつな行為をしました。
2023年4月ごろ、女性の関係者が別の教諭に相談したことで発覚していて、男性教諭は県教委の調査に対し、「自分の間違った価値観や倫理観で傷つけてしまった」などと話しているということです。
なお、県教委は被害者保護の観点から被害女性や、事案の詳細について、明らかにしていません。
また、この件の監督責任として、発生当時、校長だった60代の男性教諭も減給10分の1、3か月間の懲戒処分となっています。
このほか、県教委は、県北東部の県立高校の62歳の男性教諭について、管理職から指導を受けたにもかかわらず、指導後も勤務校の女子生徒4人に対して、手を握るなどのセクハラを複数回していたとして、戒告の懲戒処分としています。
これらの処分を踏まえて、県教委は、今回の件を全職員に周知するほか、各学校で法律の専門家が作成した資料をもとにする研修を行うなど、再発防止に努めたいとしています。